一般来说,小论文的写法有很多种,最常见的是四部构成式,通俗的说也就是“起承转接”。
第一部分,问题提起
整理设问的问题点,主要内容是导入主题。大概占所有内容的10%
如果是「〇〇について」这种设问的话,可以用「〇〇をもっと進めるべきか、だろうか」来变成是赞同还是反对的问题来转换。
如果是课题文,那可以用「課題文には・・・・・と主張されているが、それは正しいか」这种形式来导入。
第二部分 意见提示
这部分首先要明确自己的意见,是赞成还是反对。把握事实,大概占全体的30-40%
这里一般是用「確かに・・・・。しかし、・・・・」这样的接续语比较多。不如,如果你是反对的态度那一般应该是「確かに、課題文の言い分もわかる。例えば・・・・ことがある。しかし、私はそれには反対だ」。
这段的主要目的是表现自己的视野很宽广,同时攒字数。
第三部分 展开
最重要的部分,第二部分是阐述自己的意见,而第三部分则是自己意见的根据,并且为什么会有这样的判断。要占全体的40-50%。
「なぜなら」、「その背景は」、「そもそも〇〇とは」这样的接续比较多。
第四部分 结论
最后再整理一下,和文首呼应。自己是赞成还是反对再强调一下。大概占全体的10%。
「以上の理由、以上より」、「したがって」这种总结的接续词为主。
基本上是这四部分的形式,当然,有的时候第二部分和第三部分会调换,但这种只是叙述手法,不影响整体内容。
小论文举例:
9・11の同時多発テロ以降、監視カメラが至るところに設置されたり、公共施設や企業のセキュリティが厳しくなるなど、監視社会化が進んでいると言われています。
そうした状況に対して、「市民の安全のためにはやむを得ない」という意見と「市民の自由な行動を侵すもので許されない」という意見が対立しています。
あたなはどう考えますか、600字以内で論じなさい。
先看赞成的。
近年、世界的に監視社会化に進んでいると言われている。そうした現状は、果たして好ましいのだろうか。(第一部分)
確かに、監視が強まれば、それだけプライバシーの侵害につながる危険がある。人は、常に誰かに監視されていると思えば、自分らしく自由に振舞えなくなってしまう。そのことが、人々の行動の自由の制限につながることもあるだろう(確かに開始这段是反对意见,后面必接しかし)。しかし、私は監視を強めることで生じるメリットの方が大きいと思う。(第二部分)
近年、世界的にテロの危険が広がっており、一般の人々にも身近になってきている。日本も決して例がではない。また、グローバル化が進んだために、犯罪もグローバル化し、治安が悪化している。そのため、市民の間にも不安が広がって、社会秩序が乱れ、かつてのように安心して社会生活を送れなくなっている。そうした現状の中で、犯罪を抑止して市民の安全を確保するためには、ある程度プライバシーを犠牲にしてでも、監視を強化するのもやむを得ない。それ以上に、社会全体としてセキュリティを高めることで、市民の不安を取り除ける点が重要だ。それによって、市民に安心感を与えて、社会秩序を回復させることができるはずだ。(第三部分)
このように、私は監視社会化を進めることは、決して否定させるべきではないと考える。(第四部分)
再看反对意见的文章。
近年、監視社会化が進んでいる現状に対して、批判的な声も多い。果たして、監視社会化をこのまま進めるべきなのだろうか。(第一部分)
確かに、テロの危険が身近になったり犯罪のグローバル化も進むなど、急速に治安が悪化しているのが国際社会の現状だ。そのため、市民の安全を確保するためには、ある程度監視を強化することも必要なのかもしれない(確かに之后同样这里是写相反的意见,后面必接しかし)。しかし、だからと言って、監視社会化がこのまま進むのを認めるわけにはいかない。(第二部分)
セキュリティを強化すると、一般の市民でも行動の自由が制限される。しかし、それだけではない。人間はプライバシーを保障され、私的な領域では自由に振る舞うことが許されることで、はじめて自分らしくいられる。それでこそ、個人の尊厳が守られるのである。ところが、監視社会化が進むと、実際に監視カメラなどが近くになくても、人は監視されていると思い込むようになる。そして、少しでも疑われる危険のある行動をしないように、常に監視の目を意識して振る舞うようになる。そうなると、人はどこにいても自分らしく振る舞うことができなくなってしまう。それでは、民主主義社会にとって最も重要な個人の尊厳が損なわれてしまう恐れがあるのだ。(第三部分)
以上のように、私は監視社会化を進めるのは好ましくないと考える。(第四部分)
其实这种小论文写多了,你会发现是最好写的文章。因为框架和格式都已经准备好了,你只需要填内容就行。
但很多同学会说,格式都会了,但就是不会写内容,这个怎么办呢?
说实话,没有办法。因为这个内容就是你自己的想法,假设,一个校内考小论文出题考裁判员制度,你对裁判员制度一无所知,根本不知道那你肯定只能瞎蒙写。同样,要是出题考外国人参政权、选举制度、劳使关系、高龄少子化等等都是需要有一定知识的,需要你多读书看报,至少要了解一些世间的常识。
当你经常看论点,社论这样的栏目的书的话,其实有一些观点和好的句子是可以记下来的。
比如关于上文社会监视,个人隐私的问题,2015年的天生人语里就有:特定秘密保護法ができれば、新たな「適性評価」が役所の取引先の企業人にも及ぶ。空気の薄い社会にならないか。やりすぎは慎むと政権はいうが、知れたものではない。这样比较好的句子。
其他的,
- 私たちが普通に考えるプライバシー権とは「私生活をみだり公開されない権利」のことだ(古典的プライバシー権)。元々は「一人にしておいてもらう権利」とも呼ばれている。
- プライバシーの侵害といえば、かつては出版社物やテレビのマスメディアと個人との間の問題と考えられていたが、インターネットが発達し、誰もが情報の発信源になれるようになった現在、同じような問題が個人間でも頻繁に起こるようになっている。
- 個人情報保護法の目的は、単に「個人情報を守る」だけでなく、その有用性を認識し、適切に活かせるようにすることにある。その点を、事業者も利用者もよく考えることが必要だろう。
这些都是在看观点和专栏是作者写的很好的句子,可以在这个问题下用的,最好记下来,然后在小论文的时候就可以用了。
再来看看一篇长篇小论文,前年庆应法学部小论文题目是「国会議員の一定数を女性に割り当てるクオータ制の是非について」2000字以内。
首先,你要知道“クオータ制”是什么,也就是在竞选政治组织里给予女性一定的席位,提高女性从政的意欲。
看一篇范文:
近年、西欧で始まり、発達したと言われているクォータ制が、男女差別を無くすこと、そしてより上質な国会を構築することを実現できるとして数多くの支持を得られてきた。しかし、この制度を国会議員の選抜に加えるとしても、国会の現状を改善できるだろうか。(这段是说明,问题提起。)
まず、わたしはクォータ制の導入で男女差別を無くせることに否定的な見解を持っている。(这里很清楚的说明了自己的态度)なぜなら、この制度は男性にも女性にも単にネガティブな影響だけをもたらすと確信しているからだ(なぜなら・・・・からだ。说明理由的固定用法)。例を挙げて説明すると、欧州の移民大国と言われるフランスは、平等を極めて重視し、国勢調査に人種や肌色を記入する欄がないほど平等を追及する国家だが、このような国すらクォータ制に激しく反対する意見が多いのである。これはありえない平等主義の侵害だ、これはむしろ逆差別だといった声が聞かれるなか、もっとも激しく論じられているのが女性枠である、「女性枠をつくるのであれば、なぜほかのマイノリティー枠はないのか?」という反論が当たり前に出る。それに、クォータ制に反対するフェミスト運動家も多いという事実も加え、大衆の態度が一目瞭然だ、クォータ制は男女ともに求めていない改革なのではないだろうか。それは、優秀な男性議員にとってはあまりにも不公平であり、自重自愛な女性議員にも充分な尊重を与えることが不可能な制度である。単に女性議員の割合が低いという理由で女性陣を拡大して政治を改善するのは話になれないことであり、政治は性別に関わらず能力を持っている者がやるべきだ。なぜなら、国会議員という職業は実力者が担当してよりよい国民の幸福実現に向かって努力を尽くすことが目標であり、クォータ制のような政治的なパフォーマンスを展示して一部の人の歓心を買うような職業ではないからだ。むしろ、現在国際的に国会議員の女性割合が低いのは、一見性別的な差別に思えるが、男女の国会議員という職業に対する適性の違いが原因であるのではないだろうか。もしクォータ制の推進が正確であるならば、女性が多い職場にも導入することも当然だ。たとえば男性が女性の下着に関する仕事の職員の割合を30%以上に強制的に制定することも同様に可能なはずだが、これが常識的に納得できるわけがないのだ。よって、わたしはクォータ制が平等主義に逆進しているとしか思えない。(这一段是正论,阐述自己为什么反对这种制度。最后一句小总结:平等主义违反)
それから、わたしはクォータ制でよりよい国会ができあがれることにも懐疑的な意見を持っている。この制度に対する国際的な傾向を分析した結果によると、女性議員の割合が高い国は主にルワンダ、アンドラなど経済的強国とは距離が遠いような国々である。それは、その国の国会が国民の幸福向上に尽くす能力を充分に保持していないことが原因だとは考えられる。具体的な例としては、巨頭であるアメリカでは、女性議員は16%程度という低い割合を占めている。だが、政界の問題はなさそうだ。もし女性議員の割合が低いことが問題視されているのであれば、人権を重要視する国家であるアメリカでは、人種差別の問題のように大規模なデモを起こして反発するはずだった。だが、実際にそのようなことは発生しなかったということは、米国民が国会議員の男女割合に疑問を持っていない証拠ではないだろうか。反対に、長年間国際社会で力強い影響力を保有し、有数な経済大国であるアメリカ合衆国の国会は国民の生活を繁栄させているのに間違いない。従って、国会議員の男女の割合を変えるだけで国会のレベルアップ、そして国民の生活を保障できる国会につながることはありえないと断言する。(这一段和上一段一样是正论,女性比例低下并不代表违反人权。举了另一个国家的例子,毕竟2000字的小论文,有时候为了充字数可以写更多的例子也可以。如果是1000字的话这两段保留任何一段都可以。)
確かに、クォータ制によって女性を一層積極的に政治の場で活躍させたい念頭は理解できる。しかし、(確かに・・・・・しかし・・・这里开始反论了,在我们之前的例子里这段是放在第二段,但这里放在第三段效果不变)第二次安倍内閣はその有力な反例ではないだろうか。女性閣僚が五人ということで大きな話題になったが、相次ぐ女性閣僚の問題が野党に指摘され、散々な非難を受けた。小渕経済産業大臣の政治とカネの問題、松島法務大臣の公選法違反の疑いで、世間から激しく批判された第二次安倍内閣であった。従って、性別に重心をおかずに、実力派の議員に国会議員を担当してもらいたい、それこそが、能力で競い合う平等な国会を作り上げることができる。そして、こういった女性枠などの外部妨害を全部なくしてからこそ、優秀な人材が続出する完全競争ができるような国会ができ、国民の利益のみを重視する国会が出来上がる。結果的には、これらのことが国民の豊かな生活の実現につなぐのである。(第三段反论)
クォータ制は多様な問題解決が初志であるが、この改革だけでは現状が改善できるとはとても思えない。自国に合った政策を全体的に見直すことによって慎重に築くことが望ましいではないだろうか。(最后一段总结)
这篇文章写的非常好,能写出这样的文章基本上庆应法学部必上的。这篇文章首先是表明立场是阐述了对クォータ制的态度,然后举例说明为什么自己反对クォータ制,举了两个国家的不同情况,再说反论,最后总结。
其实任何小论文要是明白了写法,那就是充实内容就可以了,希望大家好好准备小论文。